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おすすめの料理小説をランキング形式で紹介する

今回は、お料理やお菓子がテーマの小説を集めてご紹介していきたいと思います。
どの小説も、そこに登場する料理がとてもおいしそうに感じられる作品ばかりで、読んでいてきっとお腹が減ってくるような気分になってしまいますよ。

 

 

15位 食堂かたつむり

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

 

柴咲コウ主演で映画化された作品。

失恋したショックで声を失った主人公・倫子が一日1組限定の食堂をはじめる…という内容。
とても美しい表現で食べ物を表現する作家さんです。
ただしAmazonのレビューではかなり評価が分かれています。
リアルさを考えず、「物語」として楽しめる方や、美味しいコトバを楽しめる方にオススメです。

 

 

14位 ぼんくら

ぼんくら(上) (講談社文庫)

ぼんくら(上) (講談社文庫)

 

江戸・深川の長屋を舞台にした時代ミステリー。

500ページを超える大作だが、連作短編小説の形なので読みやすいです。
主人公の同心(現在のパトロール警官のようなもの)・平四郎の行きつけの、お菜屋のお徳さんが作る料理がヨダレが出るほど美味しそう!
秋の夜長に読むと、お腹がすきすぎるので注意です!!

 

 

13位 みをつくし料理帖

先日、北川景子主演でドラマ化された作品。

江戸では馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」を任されているのは天涯孤独の主人公・澪。
料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作。

 

 

12位 村上レシピ

村上レシピ (ゴマ文庫)

村上レシピ (ゴマ文庫)

 

村上春樹の小説は「レシピの宝庫」だ。 

本書は村上作品の食に関する描写、厳選した35点のレシピ、そして『ダンス・ダンス・ダンス』にも登場する紀ノ国屋青山店や天ぷらつる岡などについての食のコラムで構成されている。
紹介されているレシピはごくごくシンプルで、レシピを見なくても作れそうな気がしないでもないが、食材と細部へのこだわりは並々ならぬものがある。
読んで見て味わって楽しめる1冊。
赤坂警察から釈放され、ユキと一緒にまともな店で食べるロースト・ビーフのサンドイッチのレシピも収録されています。

 

 

11位 真夜中のパン屋さん

真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)

真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)

 

主人公の女子高生希実は不愛想な女の子ですが、徐々に周囲の人々に心を開いていく様子が自然で、だんだん可愛く見えてきます。

そしてそんな希実を取り巻く人々がみんな魅力的!
クマのような暮さんとぶっきらぼうなイケメン弘基をはじめ、パン屋の常連さんたちも一癖ある人ばかり!

 

 

10位 かもめ食堂

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

 

ヘルシンキの街角にある日本人のサチエが店主をつとめる「かもめ食堂」が舞台。

小林聡美主演で映画化もされている作品です。
日本人のソウルフード“おにぎり”はヘルシンキで受け入れられるのか?
不思議で面白い登場人物たちの繰り広げる日常を描いた、大人の童話のようなお話です。
コーヒーを飲みながら、ゆっくりと読んでほしい一冊です。

 

 

9位 鬼平犯科帳

テレビ・映画・舞台・漫画化されている、時代小説の定番ベストセラー。

とっつきにくいイメージがある時代小説ですが、一度読んでみると長年愛されている理由がわかるはず。
登場人物が様々な季節の食材を食べるシーンがとても美味しそうに描写されています。
捕物劇も、人間ドラマとしても魅力あふれる作品です。

 

 

8位 強運の持ち主

強運の持ち主 (文春文庫)

強運の持ち主 (文春文庫)

 

営業の仕事で鍛えた話術で、悩む人たちの背中を優しく押してあげる元OLの占い師・ルイーズ吉田。

プライベートではシチューにちくわとはんぺんを入れちゃうような料理センスゼロの恋人と同棲中。
料理がテーマのお話ではないですが、要所要所で出てくる食事シーンはクスッと笑えてほっこりした気分にさせてくれます。
大どんでん返しのあるようなお話ではないですが、肩の力を抜いて読める小説です。

 

 

7位 なずな

なずな (集英社文庫)

なずな (集英社文庫)

 

生後2ヶ月の女の子と過ごすイクメン小説!

「世界の中心は、いま、《美津保》のベビーカーで眠るなずなの中にある」
ひょんなことから授かった生後2ヶ月の「なずな」。
かけがえのない人々と、二度と戻らない日々を描く待望の長編小説。

 

 

6位 雪と珊瑚と

雪と珊瑚と (角川文庫)

雪と珊瑚と (角川文庫)

 

珊瑚21歳、シングルマザー。

生まれたばかりの赤ちゃん、明日生きていくのに必要なお金。
追い詰められて、途方に暮れていた時に出逢った一人の女性。
滋味ある言葉、温かいスープに、生きる力が息を吹きかえしてゆく。
そして、心にも体にもやさしい、惣菜カフェをオープンさせることになる…。

 

 

5位 植物図鑑

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

植物図鑑 (幻冬舎文庫)

 

ある日、道ばたに落ちていた彼。

「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」
「―あらやだ。けっこういい男」
楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる。
野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!
書き下ろし番外編に加え、“道草料理レシピ”も掲載。

 

 

4位 彼女のこんだて帖

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

 

登場人物が次につながっていくリレー形式の短編集。

肉汁たっぷりのラムステーキ、母親特製かぼちゃの宝蒸し、特効薬になった驚きのピザ、離婚回避のミートボールシチュウ…。
読んでいて嬉しく、時に切なくなる「料理」をテーマにしたお話です。
巻末にはレシピが付いているので読んで作って食べて楽しめます。

 

 

3位 喋々喃々

喋々喃々 (ポプラ文庫)

喋々喃々 (ポプラ文庫)

 

主人公・栞が営む、小さなアンティークきもの店「ひめまつ屋」。

この店に父とそっくりの声をした男性客がやってくる。
その人は、栞の心のなかで次第に存在感を増していき…。
人を思う気持ち、日々の細やかな暮らしが、東京・下町の季節の移ろいとともに描き出される。
谷中近辺に実在するカフェなども登場し、街歩き気分も楽しめる作品。
先に紹介した『食堂かたつむり』の作者の第二作。

 

 

2位 ランチのアッコちゃん

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

 

主人公美智子の上司アッコさんが、とにかくパワフルでカッコいい!「食べること」の大切さを改めて実感します。こんな上司に出会いたかった?!

 

 

1位 最後の晩ごはん

この作品の舞台は定食屋さん。

最近はあまり見かけなくなりましたが、昔ながらの地域に根付いている感じが懐かしいです。
居場所を失った主人公を広い心で受け止める定食屋の主が素敵です。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ここでご紹介したどの料理小説も、ストーリーが面白くて読みやすく、思わずおいしい香りが漂よってきそうな感じがしてきますよ。

気になる作品がありましたら、ぜひ読んでみてくださいね!