おすすめランキング

おすすめをランキング形式で紹介

夫婦・結婚生活がテーマのおすすめ漫画を紹介する

今回は、夫婦生活や結婚生活がテーマのおすすめ漫画を、ランキング形式でご紹介していきたいと思います。
ここでご紹介した漫画を読めば、結婚の理想と現実について深く知ることができますよ。独身の方にも、既婚の方にも自信をもっておすすめできる漫画ばかりです。

 

 

15位 うちの妻ってどうでしょう?

07年より「漫画アクション」で連載中のエッセイコミック。

小心者の夫である「僕」(福光しげゆき)が、美人でしっかりものでパン好きな「妻」との何気ない日常を描く。
もともとガロ系の冴えないマンガ家だった福満は、社交性があって働き者の妻に全面的に依存していた。
だからして人気マンガ家の仲間入りを果たした今も、まったく頭が上がらない状態だ。
それなのに「妻としか付き合ったことがない」ことを悔み、一方で妻に元彼がいたことに悶々としたりする。
子どもが2人もいる立派な父親なのに、このメンタリティはちょっと……と思わないでもないが、こうした劣等感がマンガを描く上での原動力になっているのだから、世の中は上手くできている。
「この人、妻に見放されたらどうなってしまうのだろう…」とハラハラしてしまうが、今のところ家族4人で仲良く暮らしているようで、その心配はなさそうだ。

 

 

14位 千年万年りんごの子

千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス)

千年万年りんごの子(1) (ITANコミックス)

 

昭和初期の青森。リンゴ農家の朝日の婿になった雪乃丞はあることをして、嫁を土着神に奪われることになる。

初めは単なる風習と捉えて、立ち向かえば切り抜けるものと考えていた雪乃丞は、必死に朝日を土着神から守ろうとするが…。
よそものはその土地の風習に従うこと自体バカバカしく見えるけど、その中に入ると残酷でどうあがいても軌道修正できない残酷な事実にぶち当たるもの。
二人で悪習や土着神の災いを断ち切ろうともがくラストは涙が止まらない。

 

 

13位 ヨメさんは萌え漫画家

ママさんは萌え漫画家 1 (EDEN)

ママさんは萌え漫画家 1 (EDEN)

 

カルチャーギャップは国際結婚だけの特権(?)じゃない! 

異色カップルという意味では『ヨメさんは萌え漫画家』もなかなかのもの。
ミリタリーオタクな腐女子漫画家と、現役エリート自衛官カップルの出会いから結婚生活までのおのろけな日々をテンポよく描いた結婚マンガエッセイ。
自衛官の夫に日々萌えまくる妻、これも立派な愛の形、そして新しい結婚生活!?

 

 

12位 さよならタマちゃん

さよならタマちゃん (イブニングコミックス)

さよならタマちゃん (イブニングコミックス)

 

睾丸の癌に冒され、片方の"タマちゃん"を失った35歳の漫画家アシスタント。

彼の治療の日々と周囲の患者たちとの交流、そして彼を支え続けた妻との絆を描いたエッセイ漫画。
パートナーが闘病という過酷な現実にさらされたとき、自分には何ができるのか。
どんな風に相手を支えられるのかと自問自答せずにはいられない。
闘病記であると同時に、胸を打つ夫婦の愛情物語でもある。

 

 

11位 離婚してもいいですか?

主人公は結婚9年目の主婦。

平凡で平和な毎日のはずなのに、「離婚」の2文字が頭から消えることはない。
夫に浮気や借金など大きな問題があるわけではない。
それでも家庭のことを顧みないそっけない態度、ギスギスした言葉、思いやりのないダメ出し、自己中心的な態度…。
些細なモヤモヤが胸の中に充満し、逃げ場のない妻は追い詰められていく。
主婦ならば共感度100%の内容だろう。
淡白な絵柄ながら内容は濃厚で、考えさせられる内容だ。

 

 

10位 逃げるは恥だが役に立つ

大学院まで進み臨床心理士の資格を取るも、就職できず、妥協して派遣社員になるも契約を切られて、無職になった森山みくり。

父の元部下津崎の家事代行職に就くと、今度は家族が田舎へ引っ越しすることに。
進退窮まったみくりは、津崎に就職としての契約結婚を申し込む…。
仕事もない、彼氏もないと、誰からも必要とされていないような寂しさや不安がつのるものだ。
家事代行と外食にかけるお金を節約できる津崎と、仕事がなくやりがいもないみくりの利害は一致。
津崎もみくりもお互いがそれで問題がなければ、契約結婚して仕事と家事を役割分担すればいいし、穏やかで楽しそうなので少し憧れる。
寝室は別でお互いに恋人ができたら別々に上手くやることで契約は締結されたが、そこに愛情が発生してしまったら。
その大きな課題については触れぬまま、偽装結婚生活を送る二人の行方は?
またみくりをシェアするアイデアも提案され、ストーリー展開はありそうでないような人生を盗み見るような楽しさがある。

 

 

9位 夫婦サファリ

夫婦サファリ(1) (FEEL COMICS)

夫婦サファリ(1) (FEEL COMICS)

 

つけまバリバリ系の美女を描かせたら随一のジョージ朝倉の「無理矢理婚から無理矢理始まる純愛」という漫画チックな設定の、でも相当リアルな心理描写が胸痛いオトナの女性向け漫画です。

1巻は「女の方が脅す形で無理矢理っぽく始まった純愛結婚」がテンポが良くてとってもハラハラだったけど、2巻はもう一人のヒロイン登場&夫婦が次のステップで更に胸が痛い…。
漫画家って「凄く稼げちゃう!」コトもあるらしい。
そんな「お金があるけど男はいない35歳処女漫画家」のたどる道は…こちらも上手く行って欲しい状況に…!!
二組のカップルの幸せを願わずにはいられない!!

 

 

8位 ダーリンは55歳

ダーリンは55歳 (IKKI COMIX)

ダーリンは55歳 (IKKI COMIX)

 

20歳も年上のダーリン(漫画家・泉晴紀)と結婚した山崎紗也夏が、ジェネレーションギャップに満ちた夫婦生活をキュートなタッチで綴る。

冒頭のエピソードに出てくる夫婦50割のエピソードからして、いきなり強烈。
夫婦どちらかが50歳を超えていればチケット総額がグッとお得になるというアレを、チケット売り場でダーリンが駆使するのだ。
まるで自分の年齢までイッキに引き上がるような気分となり、愕然とする新妻。
またあるときは、今から子供が生まれたら成人したときにダーリンはオーバー75か…と未来を夢想し、妙な焦燥感にかられるのであった。
とはいえ料理上手で段取り上手で趣味人のダーリンはパートナーとして申し分のないスペック。
三十路を過ぎても不摂生なマンガ家生活を送っていた山崎にとっては、いいこと尽くめなのだ。
なんだかんだと微笑ましいエピソードがてんこ盛りで、うらやましい限りです。

 

 

7位 別居したら夫を好きになれました

別居したら夫を好きになれました (BAMBOO ESSAY SELECTION)

別居したら夫を好きになれました (BAMBOO ESSAY SELECTION)

 

実話系マンガ誌で活躍する漫画家・安斎かなえは25歳のときに農業を営む7歳上の男性と結婚し、地元の福島で仲良く生活していたが、結婚10年目・35歳のときに離婚を決意する。

浮気など決定的な原因があるわけではないが、子どもが欲しいのに手も握らない関係になっていることに絶望してしまったのだ。
一方、離婚をする理由も意味もわからない夫は「なんで?」を繰り返すのみ。結局、離婚はひとまず置いといて、安斎は単独で東京へ引っ越し。
離婚へ向けた別居生活をスタートする。その後は紆余曲折を経てタイトル通りになるのだが、いわゆるラブラブ状態に戻ったわけではない。“寂しさ”と“打算”がごちゃ混ぜになって、うやむやのうちに…というノリだ。
結婚をすれば、いつまでも恋愛期のような2人でいられないことは当然。
パートナーとして相手をどう判断するのか、べったりとくっついていては難しい。
3年にも及ぶ別居生活は彼らにとってプラスに作用したが、正解がどこにあったのかはわからない。
別居中にイケてる男性との出会いがあれば、違った結末になったはずだ(出来ちゃった結婚なんてパターンもあったかも)。
別居という選択肢をとった夫婦の1ケースを提示するという意味で、貴重な作品といえよう。後日談も読んでみたい。

 

 

6位 西荻夫婦

西荻夫婦 (フィールコミックスGOLD)

西荻夫婦 (フィールコミックスGOLD)

 

東京・西荻窪で暮らしている漫画家のナイト―と会社員のミーちゃん。

結婚7年目の夫婦の日常は、平和に過ぎているようでどこか危うさも孕んでいて…。
「一人になると二人を感じる。よかった まだ わたしたちは他人だ」
というミーちゃんのモノローグがこの作品のすべて。
夫婦になっても、月日を重ねても、決してひとつにはなれない。
人の根源的な寂しさを独特のタッチで描いた夫婦マンガの金字塔。

 

 

5位 乙嫁語り

乙嫁語り 1巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

乙嫁語り 1巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

 

19世紀後半の中央アジアを舞台に生きる若いお嫁さんたちの物語です。

最初のお嫁さんは、アミル20歳。
なんと旦那さんは12歳。
20歳での結婚はこの時代には遅いんですね。
年は離れてるけれど、仲睦まじい2人。
アミルの実家やらから問題を起こされても、一族や町をあげて乗り越える力強さに感動しました。
その後は、若き未亡人や双子のお嫁さんのストーリーが挟まれ、それぞれに切なかったり、微笑ましかったり。
最新刊ではまたアミルが登場です。

 

 

4位 セキララ結婚生活

結婚生活を題材にした結婚マンガエッセイの元祖といえばこちら。

あたしンち』の作者けらえいこが、赤の他人と一緒につくり上げる"結婚生活"の愉快さと難しさを、とことんコミカルに描き切った爆笑必至の結婚漫画。
独身者が読むと、誰でもいいから(!?)今すぐ無性に結婚したくなるロングセラー。

 

 

3位 中国嫁日記

オタクな日本人夫(40代)と若くて可愛い中国人嫁(20代)の結婚生活は、毎日が驚き&カルチャーギャップでいっぱい! 

シリーズ累計65万部突破のWEB発人気コミックエッセイは、年齢差や文化の違いを乗り越えて仲良く暮らす夫婦の姿にほっこり。
この結婚マンガを読むと思わず「結婚したい...」と思ってしまう。
カルチャーギャップゆえなのか、互いに一生懸命にコミュニケーションを取りあおうとする二人だからこそより一層幸せに見えるのでしょう。
「ケコン前独りの時はそれが普通で平気だったのに、今は独りだと寂しいのカンジ」という妻の言葉は、既婚者なら共感できるのでは?

 

 

2位 東京を脱出してみたよ!

東日本大震災をきっかけに、東京から紀伊半島の小さな田舎町へ移住したマンガ家夫婦(著者である元町夏央一色登希彦)の赤裸々な記録。

杉並区の立派な仕事場+住居はたっぷりとローンが残っていたが、震災をきっかけに一色が東京脱出を提唱。
何もかもほっぽり投げて東京を離れることに積極的になれなかった元町も、日々流れる不穏なニュースに混乱状態となり、避難することを決意する。
震災関連で神経をすり減らす描写はヘビーだが、東京生まれ東京育ちの元町が、縁もゆかりもない三重県の田舎町でカルチャーギャップを受けつつも、新鮮な体験を受けるくだりは興味深い。
現在も2人は紀伊半島で生活し、地元密着型の作品で活躍の場を広げている。震災をきっかけに人生をリセットしたマンガ家夫婦が、今後どのような展開を見せるのか、しっかりと見守りたい。

 

 

1位 奥サマのほそ道

奥サマのほそ道

奥サマのほそ道

 

趣味・失恋、特技・失恋と「男を見る目のなさ」を自称する腹肉ツヤ子がついに結婚!

お相手は中央線沿いにある某喫茶店のマスター・オス彦。
ツヤ子のタイプは朝青龍なのに、オス彦は一回り年上のスリムなメガネ中年。
体重差は10キロである(オス彦のほうが軽い)。
初対面の印象は「虫みたいな人」。
外見は草食系なのに内面は肉食系だったオス彦に寄りきられる形で交際をスタートさせ、気が付けば同棲、結婚。
後半は几帳面で心配性で、野球と相撲とバイクと裸で寝るのが大好きなオス彦との爆笑新婚生活が綴られる。
巻末にはオス彦による衝撃のマンガも掲載。
必見です!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ここでご紹介した漫画を読むことで、結婚生活って大変なことも多いですが、それにも増して楽しい面もたくさんあるということに気付かされてしまいますよ。
気になる作品がありましたら、ぜひ読んでみてくださいね!