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海外の短編小説のおすすめを紹介する

みなさん今回は、短時間で読める海外の短編小説集を中心に紹介していきます。
ミステリーやホラーなど、特定のジャンルに縛られることなくまんべんなく選んでみました。
電車で移動中など、ちょっとした空き時間にでも気軽に読めますよ!

 

 

10位 夜がはじまるとき

悲しみに暮れる彼女のもとに突如かかってきた電話の主は…愛する者への思いを静かに綴る「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」、ある医師を訪れた患者が語る鬼気迫る怪異譚「N」、猫を殺せと依頼された殺し屋を襲う恐怖の物語「魔性の猫」ほか全6篇を収録した最新短篇集。

 

 

9位 二人がここにいる不思議

二人がここにいる不思議 (新潮文庫)

二人がここにいる不思議 (新潮文庫)

 

太めと痩せのカップルの、出会いと別れと再会の物語「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、天国まで自慢のワインを持って行こうとする呑んべえ領主に抗して村人たちが考えた作戦が意表をつく「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」など、23編のジンワリいい話を集めた待望の短編集。ちぐはぐな会話としんみりした読後感が楽しい表題作は、今は亡き両親をレストランに招待した男の話。

 

 

8位 クリスマス・プレゼント

スーパーモデルが選んだ究極のストーカー撃退法、オタク少年の逆襲譚、未亡人と詐欺師の騙しあい、釣り好きのエリートの秘密の釣果、有閑マダム相手の精神分析医の野望など、ディーヴァー度が凝縮されたミステリ16作品。リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場する「クリスマス・プレゼント」は書き下ろし。

 

 

7位 誰でもない男の裁判

誰でもない男の裁判 (晶文社ミステリ)

誰でもない男の裁判 (晶文社ミステリ)

 

「もし神がいるのなら、おれを殺してみろ!」無神論者の作家が講演中に叫んだ次の瞬間、一発の銃弾がその胸を貫いた。逮捕された犯人はただ「声」に命じられたと繰り返すのみ。名無しの男に対する擁護運動が盛り上がるなか、現場に居合わせたミラード神父は事件の調査委員長にまつりあげられてしまう。しかし、全国から寄せられた手紙の一通に男が異様な表情をみせたとき、神父の胸に恐ろしい疑惑が芽生え始める…。

 

 

6位 奥の部屋

奥の部屋 (魔法の本棚)

奥の部屋 (魔法の本棚)

 

徒歩旅行の途中で迷いこんだ古い屋敷は、昔買ってもらった人形の家にそっくりだった…。謎めいた象徴、魂の奥処をゆさぶる深い旋律。幽霊不在の時代の新しい恐怖を描く、今世紀怪奇小説の極北エイクマンの傑作短編集。

 

 

5位 20世紀の幽霊たち

20世紀の幽霊たち (小学館文庫)

20世紀の幽霊たち (小学館文庫)

 

奇妙な噂がささやかれる映画館があった。隣に座ったのは、体をのけぞらせ、ぎょろりと目を剥いて血まみれになった“あの女”だった。四年前『オズの魔法使い』上映中に一九歳の少女を襲った出来事とは!?(『二十世紀の幽霊』)そのほか、ある朝突然昆虫に変身する男を描く『蝗の歌をきくがよい』、段ボールでつくられた精密な要塞に迷い込まされる怪異を描く『自発的入院』など…。デビュー作ながら驚異の才能を見せつけて評論家の激賞を浴び、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラー作家協会賞の三冠を受賞した怪奇幻想短篇小説集。

 

 

4位 巡礼者たち

巡礼者たち (新潮文庫)

巡礼者たち (新潮文庫)

 

オンボロ車でふらりと牧場に乗りこんできたカウガール、友人の姉と恋におちる15歳の少年、泥棒を殺害した移民と奇術師の友情、トラックが故障してひまわり畑で立ち往生する兄妹―表舞台とは無縁の彼らにも人生の落とし穴があり、喜びと悲しみの溢れる一瞬がある。孤独、挫折、そして愛をかみしめながら生きる人々の姿を、シンプルな文章と独特のリズムで丁寧に描いた短篇12作。

 

 

3位 黒いカーニバル

黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF)
 

幻の作品集として名高いブラッドベリの処女短篇集『黒いカーニバル』。この記念碑的短篇集から精選した作品に、ウィアード・テールズなどのパルプ雑誌に発表された13篇を加え、計24篇の初期短篇を収録。深夜のカーニバルで団長の乗った観覧車が逆まわりするたびに奇怪なことが起こる「黒い観覧車」、少年時代の夢に守られ戦火を生きのびる兵士の物語「戦争ごっこ」など、〈幻想の魔術師〉の名を高からしめた珠玉の短篇集。

 

 

2位 漁師とドラウグ

漁師とドラウグ (魔法の本棚)

漁師とドラウグ (魔法の本棚)

 

荒れ狂う嵐のなか帰途についたエリアスは、海魔ドラウグの操る舟と出会った…。仮借なき海の恐怖を描いた表題作のほか、妖術師や風の精、恐れを知らぬ船乗りたちが活躍する、北国ノルウェーの不思議な物語の数々を収める。

 

 

1位 アデスタを吹く冷たい風

トマス・フラガナンの異色傑作集! 職業軍人であり警察官でもあるテナント少佐を主人公にした短篇4篇――「アデスタを吹く冷たい風」「獅子のたてがみ」「良心の問題」「国のしきたり」。その他、テナント少佐もの以外の短篇3篇「玉を懐いて罪あり」風刺とペーソスとに溢れた犯罪物語「うまくいったようだわね」「もし君が陪審員なら」。ことに、一九四九年の第四回年次コンテストで最高処女作賞を得た「玉を懐いて罪あり」は、歴史ミステリとして高く評価される傑作である。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

気になる作品と出会えましたでしょうか?

今回取り上げた短編小説集に掲載されている作品は、どれも小粒ながら味わい深く、満足感を得られるものばかりです。

どれでもよいので、ぜひ読んでみてくださいね!