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みなさん小説はよく読まれていますか?

私は普段から、空いた時間にサクッと読んでしまえる短編小説を好んで読んでいます。

今回は、私がいままで読んできた短編小説集の中から、みなさんにおすすめの作品を10冊ご紹介します!

 

 

10位 忌中

忌中 (文春文庫)

忌中 (文春文庫)

 

死んでも死に切れない―。泣く泣く妻を殺め、女に狂い借金まみれの挙句に自殺した初老の男。若くして自殺したエキセントリックな叔父の後日談。事業失敗で一家心中をはかり、二人の子供を道連れにした夫婦。強姦殺人の憂き目にあった高校時代の女友達。救済でもなく逃避でもない、死者に捧ぐ鎮魂の短篇集。

 

 

9位 赫眼

赫眼(あかまなこ) (光文社文庫)

赫眼(あかまなこ) (光文社文庫)

 

目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。学校を休んだ彼女に届け物をしに、少年が訪れた家の奥―そこには、あまりにも禍々しい何かが横たわっていた…(表題作)。合わせ鏡が作り出す無限に続く映像世界。その魔力に取り憑かれた男を襲う怪異とは(「合わせ鏡の地獄」)。書下ろし掌編を含む、悪夢のような傑作十二編。

 

 

8位 夜市

夜市 角川ホラー文庫

夜市 角川ホラー文庫

 

何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した裕司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた――。

 

 

7位 震 ふるえ

震 フルエ (恐怖文庫)

震 フルエ (恐怖文庫)

 

新耳袋みたいに純粋に起きる怪奇現象の描写って訳ではなくてそれぞれの話に因縁の説明やオチもあります。

それでもシンプルで短い話で余計な装飾も無いので作為臭が無くて「実話」怪奇譚の世界にすんなり入れます。
話もバリエーションに富んでいて最終話まで「次も読みたい、その次も」と一気に読んでしまいました。
久しぶりに実話怪談物に手を出したのですが当たりでした。

 


6位 蘆屋家の崩壊

蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)

蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)

 

定職を持たない猿渡と小説家の伯爵は豆腐好きが縁で結びついたコンビ。伯爵の取材に運転手として同行する先々でなぜか遭遇する、身の毛もよだつ怪奇現象。飄々としたふたり旅は、小浜で蘆屋道満の末裔たちに、富士市では赤い巨人の噂に、榛名山では謎めいた狛犬に出迎えられ、やがて、日常世界が幻想地獄に変貌する―。鬼才が彩る妖しの幻想怪奇短篇集。

 

 

5位 茗荷谷の猫

茗荷谷の猫 (文春文庫)

茗荷谷の猫 (文春文庫)

 

『漂砂のうたう』で直木賞受賞の気鋭が放つ連作幻想譚。

茗荷谷の一軒家で絵を描きあぐねる文枝。庭の物置には猫の親子が棲みついた。摩訶 不思議な表題作はじめ、染井吉野を造った植木職人の悲話「染井の桜」、世にも稀なる効能を持つ黒焼を生み出さんとする若 者の呻吟「黒焼道話」など、幕末から昭和にかけ、各々の生を燃焼させた名もなき人々の痕跡を掬う名篇9作。

 

 

4位 エラリー・クイーンの冒険

エラリー・クイーンの冒険 (創元推理文庫 104-15)

エラリー・クイーンの冒険 (創元推理文庫 104-15)

 

長編の名手クイーンは短編の名手でもある。『冒険』には、「アフリカ旅商人の冒険」「首つりアクロバットの冒険」「一ペニイ黒切手の冒険」「ひげのある女の冒険」「三人のびっこの男の冒険」「見えない恋人の冒険」「チークのたばこ入れの冒険」「双頭の犬の冒険」「ガラスの丸天井付き時計の冒険」「七匹の黒猫の冒険」の十編を収録。好青年エラリーの活躍譚は、E・A・ポオやコナン・ドイルの伝統をくむ、本格短編の一大宝庫である。

 

 

3位 おしどり探偵

おしどり探偵 (クリスティー文庫)

おしどり探偵 (クリスティー文庫)

 

冒険好きな若夫婦のトミーとタペンスが、国際探偵事務所を開設した。平和で退屈な日々は、続々と持ちこまれる事件でたちまち慌ただしい毎日へと一変する。だが、二人は持ち前の旺盛な好奇心と若さとで、猟犬のごとく事件を追いかける!おしどり探偵が繰りひろげるスリリングな冒険を描いた短篇集。新訳で登場。

 

 

2位 犯罪

犯罪 [単行本版]

犯罪 [単行本版]

 

一生愛しつづけると誓った妻を殺めた老医師。兄を救うため法廷中を騙そうとする犯罪者一家の息子。羊の目を恐れ、眼球をくり抜き続ける伯爵家の御曹司。彫像『棘を抜く少年』の棘に取り憑かれた博物館警備員。エチオピアの寒村を豊かにした、心やさしき銀行強盗。―魔に魅入られ、世界の不条理に翻弄される犯罪者たち。高名な刑事事件弁護士である著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描きあげた珠玉の連作短篇集。ドイツでの発行部数四十五万部、世界三十二か国で翻訳、クライスト賞はじめ、数々の文学賞を受賞した圧巻の傑作。

 

 

1位 少女外道

少女外道

少女外道

 

戦前の日本。大きな庭のある裕福な家庭に育った久緒は、あるとき怪我を負って苦悶する植木職人・葉次の姿を見て、自分が苦しみや傷に惹かれる「外道」であることを知る―。特異な感覚を抱きながら昭和を生きた女性の生涯を描いた表題作など、彼岸と此岸、過去と未来を自在に往還する傑作短編全七編を収録。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

どれも短い時間で手軽に楽しめる作品ばかりですので、少しでも気になる作品がありましたら、ぜひぜひ読んでみてくださいね!